2024年12月15日、カメラマン・やすいきしょうさんによる写真教室「#写真教室」が都内の撮影スタジオ「atelier NORA 大森」にて開催されました。
写真教室では実際のグラビア撮影現場と同じ環境でモデルを撮影し、プロのテクニックを実践しつつ、参加者の皆さんにも撮影してもらってアドバイスを行っています。
モデルは現在までに数多くの写真集をリリースし、撮影会からアイドルライブまで幅広く活躍中の大人気グラビアインフルエンサー・芽衣さん。
参加者のなかには芽衣さんの熱心なファンも多く、普段の撮影会感覚で楽しみながらも、より被写体の魅力を美しく引き出すためにやすいきしょうさんから丁寧なレクチャーを受けていました。
今回attraではやすいきしょうさんの写真教室に参加し、その様子を詳しくレポートしております。
カメラを勉強中で「プロカメラマンの写真教室には興味あるけど、雰囲気が分からなくて…」という人も、この記事を読んで少しでも不安を解消していただければ幸いです!
また、当日モデルを務めた「芽衣」さんにインタビューを行いました!
芽衣さんのグラビアに対する考え方など、彼女の魅力が改めて分かる内容となっています。
- やすいきしょうさん写真教室の概要
- やすいきしょうさん写真教室レポート
- 芽衣さんインタビュー
ぜひ最後までご覧ください!
やすいきしょうさん写真教室の概要
こちらでは、今回開催されたやすいきしょうさん写真教室の概要について紹介します。
やすいきしょうさんについて
やすいきしょうさんはカメラマンとして多彩なジャンルの撮影を手がけ、特にグラビア写真を中心に活動しています。
爽やかで透明感のある可愛さからセクシーで洗練された美しさまで、女性モデルそれぞれの個性を活かした「リアルな艶肌の質感」を追求し、モデルからの信頼も絶大です。
主に「Amazon Kindle」で自身のレーベルからグラビア写真集をリリースしています。
現在に至るまでの輝かしい実績については、attraの以下記事をご覧ください。
写真教室のコンセプト
やすいきしょうさんは過去にも写真教室を何度か開催したことがあり、撮影技術の上達を目指すカメラマンへのアドバイスを精力的に行ってきました。
特に2024年秋以降はハイペースで開催し、9月28日には「あお」さん、10月13日には「近衛りこ」さん、そして今回12月15日の「芽衣」さんをモデルとして実践的なグラビア撮影のテクニックを伝授しています。
写真教室のタイトルは「#写真教室」となっています。
「生徒さまに素敵な写真を残して頂けるお手伝いをしたい」をコンセプトに、座学の時間を短く、実際に撮ることに主眼をおいたカリキュラムを提案。
参加者全員がモデルと1対1で撮影する機会を必ず設け、やすいきしょうさんが自らアシスタントとなって撮影をサポートします。
また「ずぼらなライティング」「モノクロの魅力」など毎回テーマがあり、第一線で活躍するプロの使用機材や撮影方法を間近で勉強できるのがポイントです。
今回参加した12月15日の「#写真教室」では「冬のエモライティング」をテーマに、ライティング技術を駆使し、冬の輝いた日差し感をエモーショナルに表現するコツを教えていただきました。
写真教室への参加方法・料金システム
やすいきしょうさん主催の「#写真教室」に参加するには、まずSNSをこまめにチェックし、開催時期を把握することが必須です。
告知の際に応募用フォームのURLなどが記載されますが、毎回多数の参加希望者がいるため、予定人数を超えた場合は抽選という形になります。
基本的には参加者が確定した時点で募集は締め切られますが、キャンセルが発生した際などに再募集が行われることもあるようです。
ちなみに今回開催された「冬のエモライティング」編の料金・時間などのシステムは以下の通りになります。
会場 | atelier NORA 大森 (ハウススタジオ) |
開催時間 | 1部 10:00~12:00 |
2部 13:00~15:00 | |
参加人数 | 各部12名ずつ |
参加費 | 各部25,000円 |
そのほか、2部終了後には交流会がありました。
当日の撮影データを参加者の皆さんと一緒に現像しつつ交換したり、写真に関する悩み相談が行われ、当日作成したプリセットも後日配布されるという内容です。
交流会の参加可能人数・料金などもSNSの告知に記載されていますのであわせてチェックしておきましょう。
また、この日モデルを務めてくださった芽衣さんを実際に撮影した写真は、肌のレタッチをしていただければ本人の確認無しでSNS掲載OKとのことです。
SNSへの掲載の可否に関してはモデルごとに判断が異なる場合がありますので、こちらも参加申し込みの際にしっかりと把握しておく必要があります。
当日使用する機材に関しては、
・一眼レフカメラ(レフ機/ミラーレス)
・広角~望遠のレンズがあれば望ましい
となっていますが、上記の条件を満たす機材をお持ちでない場合、無料で講師の機材を貸し出しているとのことです。
スマートフォンでの撮影は不可で、RAWデータでの撮影を推奨しています。
やすいきしょうさん写真教室レポート
こちらでは、2024年12月15日に開催されたやすいきしょうさん「#写真教室」の当日の様子を、実際に生徒として参加した立場からレポートいたします。
今回参加したのは10:00~12:00の1部のみですが、具体的にどのような流れで講義が進んでいくのかが分かると思います。
今回のテーマ「冬のエモライティング」の詳細
「冬の澄んだ空気と、ロングシャドーを伴う傾いた太陽光はどこか哀愁を感じ、写真にもエモーショナルな印象を与える」とのことです。
そのエモーショナルな冬の魅力をライティングで表現しようというのが今回のテーマとなっています。
自然光が入るシチュエーションと入らないシチュエーションで、それぞれLEDやレフを使用し、エモーショナルな写真表現を模索するのが目的です。
講座の流れ
最初はやすいきしょうさんによる「ライティングの構成」についての講義が行われました。
その後モデルの芽衣さんが登場し、2階に移動して実際の撮影がスタート。
この日は2部構成ということもあり、芽衣さんも1部が「ランジェリー+冬らしいニットとスカート」、2部が「ランジェリー+冬らしいロングニット」とそれぞれ違う衣装で撮影に臨んでいます。
今回に関しては「ヒップラインを綺麗に撮影する方法を模索する」というサブテーマがあり、ヒップラインを綺麗に撮影するためのポーズ・アングル・構図などを参加者の方々が講師・やすいきしょうさんとともに考え、様々な工夫を凝らしていました。
「ヒップラインのカーブは女性特有の美しさを持っている」という考え方から、やすいきしょうさん自身もグラビア作品を撮影する際には必ずヒップが強調されたポーズを押さえておくそうですよ!
モデル撮影
やすいきしょうさん直々に「モデルへのライトの当て方」に関するテクニックを説明した後、いよいよ参加カメラマンと芽衣さんとの1対1撮影へ。
引きパターン・寄りパターンなど、一人ずつに丁寧な撮影アドバイスを行っていました。
一人ひとりの撮った作品をチェックしながら「この立ち位置で撮った方がいい」「この構図にした方が良い」など丁寧にフィードバック。
1対1撮影の後は私服姿の芽衣さんがスカートから先に脱いでいき、上のニット服はそのままで下着が見えている姿をやすいきしょうさんが撮影。
ソファーの上で脚を開いたり、ヒップを突き出して膝立ちになったりと女性らしい曲線美を大胆に描く芽衣さんに対して、ポーズの指示からアングルハントまで実際の現場と同じワークフローで撮影を進めていきます。
やすいきしょうさんが普段実践している撮影方法やライトの当て方などをレクチャーし、まとめとして全員での1分撮影会(ミドル・全身)を実施。
続いて芽衣さんが上の服も脱いだ状態で同じく講義と撮影の実戦が行われ、さらにレフ版を使った撮影テクニックも紹介。
全員での1分撮影は計3回実施され、脇撮りもOKでした。
モデルとの距離感を縮め、大胆に寄っていくやすいきしょうさんの撮影手法を参考に、最初は遠慮がちだったカメラマンもモデルに寄ることへの抵抗が無くなっていくのが明らかに分かります。
カメラマンから芽衣さんへの「綺麗だね」「セクシーだよ」といった声かけも積極的に行われ、まさにプロの現場そのままの臨場感にあふれていた印象です。
最後にレフ版の使い方に関する補足説明があり、終わり頃には芽衣さんとのチェキ撮影可能タイムも設けられるなど、プロの真剣な指導を受けながらも終始和気藹々としていた印象を受けました。
特にやすいきしょうさんが終始参加者の皆さんに明るく接していたため、緊張感をほぐすことができたように思います!
芽衣さんインタビュー
今回開催されたやすいきしょうさん「#写真教室」でモデルを務めた、人気グラビアアイドル「芽衣」さんに独占インタビューさせていただきました!
芽衣さんはやすいきしょうさんとのコンビでAmazon Kindleにて数多くのデジタルグラビア写真集をリリースしているのをはじめ、そのほかにも各メディアのグラビア仕事で大活躍中です。
講談社主催「ミスID2021」で「女の子の為のグラビア賞」を受賞し、一躍話題に。
2023年5月にはコスプレイヤー7人が完全自己プロデュースで運営する期間限定アイドル「Couleur Clarity(クルールクラリティ)」に加入。
またSNSでの強い発信力を誇り、SNSマーケティング企業とも業務提携するなど、多方面の業界から注目されている、今最も脂が乗っているグラビアアイドルです!
勉強会モデルを担当した感想から芽衣さん個人の今後の活動予定まで、芽衣さんならではのグラビアに対する想いをお伺いしました。
――今回、このような「勉強」を目的とした撮影会モデルを担当してみた感想をお聞かせください。
芽衣さん(以下、芽衣) 普段のセッション撮影会などであれば40分なり50分の間は撮り放題なんですけど、今回は全く違って「決め打ち」で「こう!」っていう風に皆さん撮ってらっしゃったのが印象的です。
――今回は勉強する目的なので「量より質」みたいなところがありましたよね。
芽衣 「撮れ高」という意味では、普段は撮影会の間ずっと撮り続けていて枚数も大量に撮れているはずですが、決め打ちだと「ちゃんと撮れたかな、みんな大丈夫だったのかな」って思ってしまい、不安になりました(笑)。
――モデルとして実際にカメラマンの皆さんの前に立ったわけですが、今回参加した「グラビア撮影が上手くなりたい」方々に対して、どのような視点で学んでほしいと思われますか?
芽衣 なんでしょう…普段から撮影会にはよく出演しているのですが、参加するカメラマンの皆さんは既にすごく上手な人が多いんですよ。
――今回はテーマ的にライトの当て方などもやすいきしょうさんから細かいアドバイスがあったと思うんですが、そういった表現手法も含めて「もっとこだわって綺麗に撮りたい」と思う人達が集まってましたよね。
芽衣 そうなんですよ。あと、いつもは大人数のセッションに出演することが多いので「1対1で撮れるから参加しました」という人もいて。
そういう人達にとっては良い勉強会だったのかなと思います。
――芽衣さんのスタイル、特に下半身の美しさに関してはやすいきしょうさんも絶賛していました。芽衣さん自身は「こういうところを撮ってほしい」という点はありますか?
芽衣 スタイル的にいうと、あまり上半身の肉付きがないと(自分では)思っていて。
グラビア的に「どこを見てほしいか」って聞かれたら「お尻です」って答えるようにはしているんです。
――遠くからしか拝見できなかったのですが、それでもセクシーさが伝わってくるほど下半身のラインが綺麗でした。
逆に「撮られる側」のモデルとして、普段はどのようなことを意識しているのでしょうか?
芽衣 せっかく1対1で撮影するということもあって、セッションの時のように「脇からも撮られている」という意識ではなく「正面向きで撮られる」意識を大切にしました。
――個人的には、芽衣さんがレンズに指を近付けて、それを「彼女目線」で撮る演出が印象に残りました。ああいうのも1対1だからこそできる撮影ですよね。
芽衣 そうなんです。めちゃめちゃ近い距離からレンズで撮るっていうのも、セッションではなかなかできない経験ですし。
今回参加していただいた方限定の、レアな撮影方法だったと思います。
――(インタビューしたのが2024年12月15日の写真教室当日)これから2025年に向けて、芽衣さん自身はグラビア活動を積極的に行っていく予定ですか。
芽衣 そうですね、来年も変わらず撮影会に誘っていただいたら出演したりとか。
ネットでの活動や撮影会を中心に、あとは即売会も。
やすいきしょうさんとは今回のような写真教室や、あとKindleデジタル写真集の仕事も一緒にさせていただいているんですけど、そういうのも今まで通り続けていけたらと思ってます。
――撮影会は年何回くらいあるんでしょうか?
芽衣 3ヶ月に1回くらいで、年に4~5回くらい?
あと、2025年は大人数のセッションだけではなくて、少人数での撮影会もしていきたいなって思ってて。
2024年に1度だけ、自分と友達の2人で企画して「2対1」の撮影会をしたんですよ。
そういうのだとじっくり撮りやすいなって感じたので、今回もそうですが少人数で撮影するお仕事を増やしていきたいなと。
――フォーマットとしてよくある「個人撮影会」というのは?
芽衣 実はまだないんですよ。なので、機会があれば(笑)
――最後に、今回参加した「グラビアカメラマンとして学んでいきたい」方々に向けてメッセージがあれば。
芽衣 私はこれからも撮影会には出演しますので、ぜひお気軽に参加して勉強の成果を発揮してください!
――本日はお忙しいなか、貴重な時間をありがとうございました!
写真教室についてまとめ
今回attraでは2024年12月15日に開催された、カメラマン・やすいきしょうさんによるグラビア撮影技術を学ぶ「#写真教室」に実際参加するとともに、モデルを務めてくださったグラビアアイドル・芽衣さんにインタビューを行いました。
大勢のカメラマンに囲まれながらモデルが下着姿で身体のラインを強調しているという、非日常的な状況に慣れていないカメラ初心者にとって最初のうちは戸惑うかもしれません。
ですが決して焦らず、感情移入と平常心とのバランスをとりながら芽衣さんの美しさを引き出すことが大切です。
カメラマンから演者へ「綺麗だね」「セクシーだよ」といった声かけも積極的に行われていましたが、恥ずかしがらずにモデルとの意思疎通を図り、お互いのモチベーションを高めていくこともグラビア撮影には欠かせない要素であると感じました!