神奈川県川崎市にあるヲタクバー「ラプラスの箱」を実際に訪れ、取材させていただきました!
いわゆる「コンカフェ」とも一味違う「洗練されしヲタクが集まるバー」をテーマに、アニメ・漫画・アイドル・VTuberなど幅広いジャンルのヲタクが語り合う「ヲタクによるオタクのための空間」となっています。
もちろんヲタク文化に詳しくなくても、バーとして気軽に入店可能です。
普段グラビアアイドルやグラビア写真集の情報を発信している当サイト「attra」がなぜ「ラプラスの箱」に訪れたかというと…。
実はこのお店、歌手・グラビアなど幅広い分野で活躍する女性タレント「空野青空」さんが空間プロデュース&スペシャルプランナーを担当しているのです!
特に空野青空さんがホスト役としてお店を切り盛りする定期イベントは、予約が必須になるほど大人気とのこと。
今回「ラプラスの箱」をバーとして実際に利用した感想のレポートをはじめ、普段の客層やお店の雰囲気、空野青空さんと会えるイベント「青猫酒場」の情報など、実際に来店するときに役立つ記事となっております。
ぜひ最後までご覧ください!
▼空野青空さんについて詳細が気になる方はこちらの記事をご覧ください!
ラプラスの箱とは
まずは、ラプラスの箱の概要について紹介します。
お店の概要
「ラプラスの箱」は川崎駅東口より徒歩5分、複合商業施設「ラ チッタデッラ」の裏側すぐの場所にあるヲタクコンセプトのカフェ&バーです。
「洗練されしヲタクが集まるバー」をキャッチコピーに掲げ、アニメ・漫画・アイドル・VTuberなど様々なジャンルのヲタクが垣根を超えて空間となっています。
「ラプラスの箱」とは元々アニメ「機動戦士ガンダムUC」に登場する謎の物体。
ヲタク文化に対する熱量の高さが伝わる店舗名です。
2024年3月9日より店舗公式TikTokを開設し「1ヶ月でオープンするヲタク専用バー」の開業準備の様子を動画投稿する企画がスタート。
同時期にX(旧:Twitter)でも開業準備の進捗状況が逐一報告されていました。
3月末までは「ラプラスの箱」を運営するZ-RHS(ズィ・アース)合同会社のオンラインショップにてスタートアップファンディングを実施。
4月11日・12日の2日間、スタートアップファンディングの支援者を対象としたプレオープンイベントが行われ、4月15日に無事グランドオープンしました。
8月13日には空野青空さんが自身のXで「ラプラスの箱」空間プロデュース&スペシャルプランナーを担当することを発表しています。
空野青空さんのファンや業界関係者をはじめ、ヲタク文化を愛する人達はもちろん、シンプルにお酒を楽しみたい方も気軽に来店できる雰囲気で、和気あいあいと盛り上がっているのが特徴です!
営業日・営業時間
営業時間は2024年12月1日現在、基本的に水・金・土・日曜日の19:00~23:30となっています。(ラストオーダー23:00)
不定休もしくは臨時営業の場合がありますので、こまめに店舗の公式SNSをチェックするようにしましょう。
年末年始・大型連休・祝日を挟む時期なども営業日がイレギュラーになる可能性があるため、特に遠方からお越しの方は事前に確認しておくのが無難です。
「ラプラスの箱」の公式サイトおよび各種公式SNSは以下の通りです。
公式サイト | 洗練されしヲタクが集まるバーラプラスの箱 |
X(旧:Twitter) | 洗練されしヲタクが集まるバーラプラスの箱 |
Instagram(インスタ) | #洗練されしヲタクが集まるバー ラプラスの箱 |
TikTok | 川崎駅徒歩5分ヲタク専用バーラプラスの箱 |
YouTube(ユーチューブ) | – |
ラプラスの箱へ実際に行ってみました!
ここからは、筆者自身がラプラスの箱へ伺った際の様子を写真とともに紹介していきます!
アクセス~到着
「ラプラスの箱」の最寄り駅はJR川崎駅です。
東口で降りて5分ほど歩くと複合商業施設「ラ チッタデッラ」への入口アーチがあり、その敷地内の「クラブチッタ通り」を南に抜けて東へ曲がります。
間もなく右側に「高木ビル16」という縦長で白い外観のビルが見えてきますので、6階に上がれば「ラプラスの箱」到着です!
※駅から大通り(県道10号)を南東へ進み、「ラ チッタデッラ」に入らず裏側を回って行くルートもあります。
「ラ チッタデッラ」敷地内には1988年オープンの老舗大型ライブハウス「CLUB CITTA」(クラブチッタ川崎)があり「ラプラスの箱」とは徒歩わずか数十秒の距離です。
そのため「CLUB CITTA」でアイドルライブが開催される日などは終演後に「ラプラスの箱」に寄るアイドルファンも多く、音楽好きからも愛される場所となっています。
店内の雰囲気
店舗内にはアニメやゲーム関連のグッズが壁一面に並んでおり、ヲタク文化が好きな人にとっては否が応でもテンションが上がってしまう世界観に仕上がっています。
また、空間プロデュースに関わっているアイドル・空野青空さんのパネルやポスターも目立つ場所に飾られ、その可愛さはずっと眺めていたくなるほどです。
キャパは10席程度とそこまで大規模な店舗ではないため、予約必須のイベント以外でも週末のピーク時などは満席になる場合があることを理解しておきましょう。
既存のヲタクバーはアニメならアニメ、アイドルならアイドル好きといったように「二次元」と「三次元」のファンをゾーニングする傾向があり、たとえばアイドル好きがアニメヲタクの集まるお店に入りにくい雰囲気がありました。
「ラプラスの箱」は「大佐」と呼ばれる店長自身がアニメに理解があり、なおかつ空野青空さんの活動をサポートしていてアイドル業界にも精通しているなど、様々なヲタク文化に触れてきています。
「あらゆる芸術活動を推進する『芸術のまち』川崎を拠点に、多種多様な文化を通して人々が交流する場所を提供したい」という空野青空さんのメッセージが形になった店舗といえますね!
もちろん、アニメやアイドルの会話をしなくても純粋にバーとして楽しめるのが「ラプラスの箱」の魅力です。
ただし、たとえ自分自身に知識がなかったとしてもお互いの趣味を認め合い、その人が好きなものへの理解を示すようにしましょう。
メニュー・システム・支払い方法
「ラプラスの箱」のメニュー表は全て税抜き価格での表記となっています。
基本的な料金システムは「チャージ料」が1200円で、お通しがついてきます。
いわゆる「コンカフェ」だと1時間ごとにチャージ料がかかりますが「ラプラスの箱」はタイムフリーとなっていますので、最初のチャージ料で時間制限なく滞在することが可能です。
(混雑時はお互い譲り合いましょう)
ソフトドリンク・アルコールともに品揃えは豊富で、焼酎・ウイスキーはボトルセットで注文することもできます。
長野県の蔵元「遠藤酒造場」が手掛ける「彗(シャア)」という、ガンダムの有名な登場人物と同じ名前の地酒や、クライナー・シャンパン・ぬい撮り用のミニレモンサワーなども。
フード類は乾きものをはじめ、北陸の名店から取り寄せたこだわりのチャーシュー使用の釜揚げうどん、お箸で食べる新感覚の和風たらこスパゲッティなど、こちらも遊び心満載です。
お支払い方法に関しては現金・クレジットカード・QRコード決済などが使用可能とのことですが、具体的にどの支払い方法が使えるのか詳しく知りたい人は問い合わせたほうがよいかもしれません。
空野青空さんも来店?!
残念ながら筆者が訪れた際には空野青空さんはいらっしゃいませんでした。
そこで、空野青空さんが参加するイベントについて、大佐に詳細を聞いてきました!
定期イベント「青猫酒場」とは?
「青猫酒場」とはアイドル・空野青空さんが「ラプラスの箱」を貸し切って開催する定期イベントです。
通常のバー営業と違い、イベント扱いとなるためチケット購入・予約が必要となります。
チケット代に入店時のチャージ料・空野青空さんとの乾杯ドリンク・チェキなどが含まれており、それ以外の注文は追加料金が発生するシステムです。
ちなみに2024年11月23日(土曜日)に開催された「青猫酒場」はチケット料金が3,000円でした。
空野青空さんと直接交流できる貴重なイベントであり、予約締切の数日前には完売になってしまうこともあるようなので、参加したい人は普段からXなどでチケット発売日や予約受付開始日の情報を入手しておきましょう。
空野青空さんについてもっと知りたい人は、attraの以下ページをご覧ください。
(空野青空さん個人のSNSにも飛べますので「青猫酒場」の情報をチェックできます)
イベント以外の日も会える?
「青猫酒場」イベントだけでなく、通常営業の日も、運が良ければ空野青空さんが偶然来ることがあるそうです。
もし「ラプラスの箱」で飲んでいる時に、何かの用事で空野青空さんがお店を訪れることがあっても過剰にはしゃいだりせず、紳士的な態度で接するようにしましょう。
空野青空さんのファンは普段から「ラプラスの箱」をバーとして普段使いしている人も多く、空野青空さん本人に会えなくてもファンの方々と仲良くなれる可能性があるかもしれません。
ラプラスの箱についてまとめ
今回attraでは、オタクが集まるバーであり、空野青空さんが空間プロデュース&スペシャルプランナーを担当する、川崎「ラプラスの箱」を実際に訪れた感想をレポートさせていただきました。
コンカフェよりもリーズナブルな値段でオタク的な会話を楽しむことができますし、大佐(店長)も優しくユーモラスな人柄で、人気のある店舗なのが分かります。
ぜひお気軽に「ラプラスの箱」を訪れてみましょう!